発明家、科学者の武藤佳恭氏は「コオロギ」が音を鳴らす原理を応用したスピーカーや、温度差を利用した発電装置を、実験を交えて披露する。コンピューターサイエンスの専門家である武藤氏が、なぜそれぞれの分野の専門家たちがなし得なかった発明を実現したのか。そこには、素人だからこその自由な発想や、失敗や常識にとらわれない挑戦の心が隠されている。
translated by Ayano Saiki