原田 信一 : 3Dハイビジョン技術 ― 種と仕掛け

TEDxSeeds 2009, Filmed Dec 2009; Posted Mar 2010

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translated by Kaori Fukui

About this talk

ハリウッド映画2010年・空前の大ヒット作アバターの作品製作を可能にした技術は日本発:白黒からカラー、ブラウン管から薄型へと進化を遂げてきたテレビが“平面”から“立体”へと新たな一歩を踏み出そうとしている。 世界有数の3D撮影技術を持つNHKメディアテクノロジーは、光の屈折を利用したレンズシフトアダプターの開発によって理想の立体視映像の撮影に成功し、3D映像をより身近なものにした。おなじみの「スポーツ観戦」や「外科手術の中継」など、これまで2次元で得ていた情報を3次元映像に変化させることによって映像が空気感を生む。それはあたかも自分がその場にいたかのような感覚を生じさせる。「情報を体験に」たゆまぬ進化を遂げてきたテレビが今まさに新たな境地へ踏み出そうとしている。常に映像技術の先端を走ってきた“日本の技術者”がそのタネとシカケを語る。

3Dハイビジョン開発技術者

原田 信一

1950年、秋田に生まれる。1972年日本放送協会(NHK)に入局。ビデオエンジニア(VE)として、中継制作の技術設計を担当。1990年、第11 回アジア競技大会(北京)にてマラソン中継を担当、大型中継制作を主導。1990年、「NHKテクニカルサービス」(現NHKメディアテクノロジー)社・ハイビジョン事業部へ出向。 80年代にNHKが発明したハイビジョン3D撮影技術の開発を手がけ、世界初のハイビジョン水中3D撮影に成功。1991年、世界最大の放送機器展「NAB Show」(開催・ラスベガス)に3Dハイビジョン映像-『3D Eyes through Japan』-を出展、反響を呼ぶ。1995年、NHKへ帰任。2007年、NHKメディアテクノロジー・事業開発センター・3Dハイビジョン事業部担当部長に就任。全国の小学校で子供達にスポーツの3Dハイビジョン撮影映像を紹介。
競技の魅力を伝える活動「3Dハイビジョンキャラバン」や、難易度の高い脳・心臓・血管外科手術の3Dハイビジョン撮影及びライブ中継を実施。日々、新しい技術の開発と進化に努める。