1971年生まれ。芝浦工業大学卒。東京藝術大学修士課程修了。1994年から幾何学理論の研究を始める。
VMX Architects、佐々木睦朗構造計画研究所を経て、2009年 AuthaGraph株式会社設立。同年、ICC「オープン・スペース 2009」テーマ展示「ミッションG :地球を知覚せよ」において、「オーサグラフ」による世界地図を初公開。
オーサグラフとは“authalic”(面積が等しい)と“graph”(図)に由来し、陸地の面積比と形状をほぼ正確に表記し、海を分割することなく矩形の平面に収めた画期的な図法である。
現在は、主に模型による立体幾何学的検証を軸にアイデアを展開し、社会のニーズにどう応用できるかを探求しつつ、美術、デザイン、エンジニアリングの分野にわたり活動中。本年6月、日本科学未来館による常設展示、「ジオ・コスモス、ジオ・パレット、ジオ・スコープ」において、基本設計、実施監修を担当。1994年、「ゴールデン街の小劇場」でJIA卒業設計競技金賞、1996年にはサロン・ド・プランタン賞を受賞、他受賞多数。
日本国際地図学会会員。桑沢デザイン研究所、東京造形大学非常勤講師。日本科学未来館アドバイザー。