1955年生まれ。慶応義塾大学で工学博士号を取得後、渡米。米国サウスフロリダ大学、サウスキャロライナ大学で教員として勤務。1991年、ケースウエスタンリザーブ大学にて、36歳で終身雇用(tenured)契約を取得。帰国後、世界初の携帯電話のカメラ、お札鑑別機(BV6000)をはじめ、素子波面補償光学装置(ニューラルネットワーク)、触覚マウス、セキュリティのドライバウエア、JR東日本の床発電、温泉や廃熱利用の温度差発電等々、数々の発明品を世の中に送り出し、あらゆる工学の原理を探求し、紐解きに迫る。更に、全ては根本的な原理で繋がっている、との考えから、インターネットセキュリティの研究、ハイパースペクトラル等、五感センシング技術の応用、電子おもちゃ、RFIDタグ、センサー、電力線搬送、UWB、GPSまでも研究し尽くす。 国内外で講演を行い、これまでに29冊の著書と300編以上の科学論文を発表している。慶應義塾大学環境情報学部教授。 日米30を越える企業、機関の アドバイザをつとめる文字通り、”行列のできる”名物研究室の主。