東京に生まれる。パリで学び、日本人バイオリニストとして初めてドイツのバッハフェスティバルに出演。2004年ドイツ、ライプツィヒ「インターナショナルゾリステンシリーズ」に最年少で抜擢され演奏。オールバッハプログラムでリサイタルデビュー、バッハアルヒーフ(バッハの最高研究機関)より「とくにシャコンヌの演奏は絶品といえる」と評される。
ヘリベルト・バイセル氏(ハンブルグ交響楽団名誉指揮者)に認められ、ハンブルク、ハノーファー、ボン等のドイツ各都市でソリストとして起用され人気を博す。
アムステルダム国際ミュージックフェスティバル、オーストリア、スロヴァキアのバッハコンチェルトツアーにソリストとして出演するなど、ヨーロッパ諸国で注目を集めている。日本交流記念コンサートにも出演、ピラミッド前にてシャコンヌを披露。2008年大御所ピアニスト、イヴ・アンリ氏らとプロジェクト「RYU」を結成し、禅の精神も取り入れた新しいクラシック音楽開発に努めている。来年は、「巡礼の旅コンサート・奇跡の音楽」と題するコンサートツアーを国内で展開予定。「民族を超え、宗教を超え、男女を超え、時代を超え、政治を超え、すべての心境をも超える力を持つ芸術創り」を現在の研究課題としている。