三分一 博志

建築家

Inujima Art Project “Seirensho”

1968年生まれ。東京理科大学理工学部建築学科卒業。小川晋一アトリエを経て、三分一博志建築設計事務所設立、広島にて設計活動を開始。2008年デンマーク王立アカデミー客員教授。“人工物である建築が、土地ごとの地形や自然の循環システムに沿うことで、年月の経過とともに自然の風景と感じられるようになっていく”、“いかにして建築が地球の一部になるか”、を一貫したテーマとし「地球のディテール」を提唱。近作では神戸六甲山に〈自然体感展望台 六甲枝垂れ〉が完成。瀬戸内国際芸術祭2010では〈犬島アートプロジェクト「精錬所」〉が関連施設のひとつとなる。〈エアー・ハウス〉で第19回吉岡賞、〈三輪窯〉でDetail Prize 2005 特別賞(ドイツ)などを受賞し、〈北向傾斜住宅〉がwallpaper*誌において1996‐2006年の掲載作品のうち印象的な住宅10選にも選ばれるなど、海外でも注目される。

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